10月24日（火）〜10月25日（水）、県央ブロック移動研修会が実施されました。 　今年度は雫石商工会青年部さんのが幹事というこで、地元雫石町内にある「コテージ村」や「バイオマスパワー施設」を見学してまいりました。 　滝沢村商工会青年部からは部長1名の参加となりましたが、県央ブロックの各商工会青年部との交流を深めることができ、たいへん充実した研修となりました。
↑鴬宿ホテル加賀助ロビーにて受付中。		↑バスに乗り込み、本日のスケジュールを聞く。
↑最初に訪れたのは、コテージ村にある“雫石創作農園”農産物加工工房。		↑こちらの加工工房では手作りのパンや豆の加工食品を作っており、平成14年6月よりスタートしているそうです。
↑菓子加工室へ		↑こちらが、ここで作っているパンです。アトピーの子供も安心して食べられるそうなので、地元の小学校の給食にも出るそうです。
↑パンの特徴について説明を受けています。 冷凍保存すると、1ヶ月はもつそうです。		↑コンクールで県からも表彰を受けています。
“雫石創作農園”の農産物加工製品のご紹介 “農園のパン”ナンブ小麦・米を天然酵母・麹と天塩のみ 　〈　食事パン…砂糖・油・卵・添加剤等は使っていません　〉 　・バゲット 外はパリッ、内は柔らかなフランスパン 　・田舎パン 素朴な自然豊な田舎パン 　・山食パン 柔らかい山型の食パン 　・豆入りパン めずらしい！豆入りパン。特産黒豆・大豆使用 　・バンーズ きめ細かで食感が良く、小型で食べやすい 　〈　おやつパン…オリジナルの　天然酵母おやつパン　〉 　・あんパン めずらしい黒豆あん入り。穀物風味・さっぱり甘味 　・野菜入りパン 季節の野菜入り、ハーブソルト味 　・果実入りパン 自家栽培ルバーブ・イチゴ・リンゴの　カット/ジャム入り “農園のケーキ” ナンブ小麦ベース　特産黒豆入りケーキ “農園のパン粉” 天然酵母パン粉、サクサク、ぱりぱり。グラタンフライ等 “農園のデザート” 野菜・果実と寒天、おいしく、ヘルシーなデザート “よしゃれ饅頭” “黒千石”黒豆あん薄皮饅頭 “ふっくらこ豆” パック入り蒸かし豆、おいしい豆料理が簡単に 　・黒豆 特産“黒千石”黒豆の風味を健康効用 　・大豆 特産“ナンブしろめ”大豆のうまみ 　・あずき　 特産“岩手大納言”あずきの広い用途 “農園のピューレ” 自家栽培トマト濃縮トマト。カレー・シチュー・ソース等 “農園の味噌” 黒みそ特産“黒千石”黒豆のうまみ・甘味 販売ルートはカワトク、道の駅しずくいしあねっこ等。通信販売も行っているそうです。
↑別棟に移動中。		↑ここで“ふっくらこまめ”など加工食品の説明を聞く。
↑おやつタイム　黒豆あんぱんを試食。		↑内はこんな感じです。外はかなりもっちりしています。
↑天気が良いと外には立派な岩手山が見えるはずですが、あいにくの雨模様。		↑またまた移動中。
↑次に向ったのは“しずくいしギャラリー”です。		↑雫石在住の芸術家の作品の展示・販売をしている。
開館日は　４月中旬〜１１月末の土曜、日曜、祝祭日 開館時間　AM10:00〜PM5:00
↑続きまして、バスに揺られながら到着したのは“バイオマスパワーしずくいし”。		↑雨の中、しかもたいへん寒い中、ご説明頂きました。
“バイオマスしずくいし”はバイオマス※よりメタンガスをつくり、電気や熱などのエネルギーを生みだしリサイクルする施設です。 （※バイオマスとは…再生可能な、生物由来の有機性質で化石資源を除いた物） こちらでは、小岩井農場からの牛糞・鶏糞、雫石町内の学校等給食加工残渣（ざんさ）、食品加工会社からのもやし、おから、コーヒー糟（かす）等などを有料で受け入れています。 ・発電施設では発電した電力の半分（約2,000kWh/日を小岩井農場へ、残りは場外売電。 ・メタン発酵施設、堆肥（たいひ）化設備では消化液及び堆肥を小岩井農場へ販売しています。
↑おからの搬入をしていました。		↑ここから発電した電力を供給しています。
発電施設・メタン発酵施設 ↑乾式脱硫装置・ガスエンジン発電機など ↑巨大なガスホルダー ↑これまた巨大な消化液貯留槽 ↑只今消化液散布車に排出中
堆肥化施設 ↑上からある程度水分を取り除いた牛糞などがポタポタ落ちてきます。 ↑こちらの機械でかくはんします。 ↑一次発酵槽 ↑ニ次発酵槽 ↑コーヒー糟とさらに混ぜます。 ↑コーヒー糟を混ぜると、脱臭効果があるそうです。
寒い中、ご説明頂いた“雫石創作農園”、“バイオマスパワー”の方々、ありがとうございました。 また、参加された各商工会青年部のみなさんや幹事の雫石商工会青年部さんお疲れ様でした！ 　次年度の幹事は滝沢村商工会青年部となりますので、みなさんのお力添えをよろしくお願い致します。

撮影：若旦那Ｈ