事業報告

【県青連】平成23年度商工会青年部運営研究会

  • (2011.12.22)

全国商工会青年部連合会 宮窪大作 会長

去る平成23年12月22日(木)に、
平成23年度商工会青年部運営研究会が
開催されました。

各青年部長及び青年部担当事務局が参加、
以下の通り意見交換等を行いました。

また、今回は
全国商工会青年部連合会 会長 宮窪 大作 氏も
アドバイザーとして出席いただきました。

1、被災地状況報告
 ①陸前高田:坂井 勝 部長
  ・全部員が被災
  ・部員27名中6名死亡1名行方不明
  ・被災直後の印象“まちがなくなった”
  ・青年部活動の再開は現状無理、日々の生計を立てるのがやっと
  ・復旧復興作業は遅々として進んでいない
  ・部員事業所16事業所が仮設にて事業再開、1事業所が転出し事業再開、
   2事業所が事業再開準備中
 ②山田:武藤 庄一郎 部長
  ・被災直後の印象“壊滅、何もない”
  ・9月から行政に頼らず仮設店舗での事業再開
  ・行政の復興計画は住民の意見が反映されているか疑問、
   津波による地盤弱体化で建物が建てられない、防潮堤のかさ上げも
   完成がいつになるかわからない、数年後の計画では、今の今、
   どうしたら暮らしていけるかが全く分からない
  ・「水産業は山では仕事ができるはずがない」
  ・言葉を伝え聞くより現地に足を運んでほしい、その方が
   より早い復興につながると考える
 ③野田:大沢 幸正 部長
  ・部員21名中7割が被災
  ・早いところで震災後1ヶ月、おおよそ盆から11月にかけて
   事業再開のめどが立った、あるいは準備中
  ・早めに復興計画が決まり、インフラはほとんどが現状で復旧していく、
   しかし完工までに4年がかかる、住居の高台移転も3年、
   未だに仮設住宅5ヶ所に500人が暮らしている
  ・NPO等のボランティアも良し悪し、「これをやりたい」と言って
   被災地に来るのはいいが、被災者に「一緒にやりましょう!」と言われても
   日々の暮らしで手いっぱいなので、できれば巻き込まないでほしい、
   という意見もある
 ※この他、大槌青年部員3名死亡。どの単会でも「街に灯りは徐々に戻ってはいるが
  復興には程遠く、先が見えない状況に不安を感じている」との報告がされました。

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 平成23年3月11日発生の東日本大震災により、被災された商工会会員並びに地域の
 皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
 また、全国の商工会関係者の皆様より頂戴致しました物心両面での幅広いご支援ご協力
 を心より感謝申し上げます。
 岩手県商工会青年部連合会会員一同、復興に向けて地域の皆様、そしてご支援を頂いた
 皆様と共に歩んでまいりたいと考えております。
 復興への道のりは、まだまだ長く険しいものになると思われます。今後ともあたたかい
 ご支援賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
                       岩手県商工会青年部連合会 会員一同

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2、グループワーク
 ⇒5班(うち1班は事務局班)に分かれて討議
 ①青年部組織について
  <現状(平成23年4月1日時点)>
   部員数 455名(単会平均 16.8名)
   過去5年間の加入 188名
   過去5年間の脱退 290名(うち40歳卒業197名)
   5年後卒業予定数 253名(全体の56%)
  <将来への課題>
   今後5年の部員数推移見込み
   (加入脱退は直近5年平均より、卒業数は実数より算出
    カッコ内は対平成23年度比)
   平成24年度 449名(▲  6名、98.7%)
   平成28年度 325名(▲130名、71.4%)
   平成30年度 276名(▲179名、60.7%)
  <踏まえての意見>
   現状)
   ・世代交代がうまくいっていない。
   ・青年部対象年代後継者の絶対数が少ない。
   ・青年部活動に対しての評価が低い。
   ・商工会入会の誘致企業からは青年部員輩出が見込めない。
   対応策)
   ・より魅力あふれる活動の推進
   ・オブザーバー出席による活動への理解
   ・活動に対する新入会員への優遇措置
   ・他の青年団体との連携を模索
   ・部員資格要件の緩和もしくは賛助部員制度の積極的活用
 ②被災地復興支援について
  <現状(被災地域4青年部、9月28日現在)>
   平成23年度初部員数    72名
   被災青年部員数       67名
   被災前同一自治体事業再開数 43名
   被災前同一自治体再開準備数 13名
   転出事業再開数        5名
   事業再開断念         3名
   被災による脱退        2名
   主な支援内容
   ・義援金
   ・HPを利用した安否確認、物資支援情報の提供
   ・青年部員の取り扱っている特産品の紹介
   ・復興支援交流会の開催
   ・湯たんぽ、アイロンを提供する「ぽかぽかプロジェクト」(商工会女性部連合会)
  <踏まえての意見>
   ・「何かしたい、何かしなきゃ」の想いが空回り気味?
   ・重く考えないで、被災地へおいでいただきたい
   ・HPその他の媒体を通じての被災地情報の全国への発信
   ・今後は事業再開のための支援、側面あるいは後方支援が重要
   ・神戸、新潟の復興事業を大いに参考にする

3、意見交換
  アドバイザー:全国商工会青年部連合会 会長 宮窪 大作 氏
   これまでの生い立ちから青年部活動にどのような姿勢で関わってきたかを
  お話しいただきました。また、加入している各団体や本業及び家族に対する
  時間配分などの統計を紹介いただき、今後の活動に大いに参考になる内容を
  お話しいただきました。
   そして、ご自身の被災時の体験をもとに、今後どのように被災地への支援
  をしていくかなどを懇親会も通じて意見を交換させて頂きました。